■ 研究会は毎月実施しています
英語授業研究会は、英語授業の改善を目指し、英語教師がお互いを支え合うネットワーク作りを進めながら、1990年よりほぼ定期的に様々な形態で研究会を行ってきました。ここ数年間はコロナ禍のため対面形式の研究会は休止せざるを得なくなっていましたが、2023年5月より毎月の研究会を再開しています。
この「英語授業研究会」はすでに30年以上の歴史のある会ですが、これから展開されるのは、ここから参加するみなさんが作り上げていく新たな30年間に向けた、小さな歩みです。授業改善を目指す次の一歩をこの会とともに踏み出していきましょう。
■ 「10の視点から英語の授業を見直す」(2023年5月~2024年3月)連続講演会開催中です
・講 師:杉本薫(元・東京都立両国高等学校附属中学校教諭、授業研究会創設時からのメンバー、2019年3月退職)
・内容:「講師が41年間にわたって積み重ねてきた授業実践と各地での講演と研修会の指導経験からテーマを「10の視点から英語の授業を見直す」と設定しました。具体的な指導項目や学習範囲を元にするそれぞれの内容から授業改善の視点を提供し、共有するとともに新たな問題提起の機会とすることを含め、英語授業をできるだけ広範囲から見つめることを目指します。以下にそれぞれの回で扱う「10の視点」について紹介しています。この「10の視点」はそれぞれ授業の指導の場面や学習の形態、指導計画などの具体的な部位を指していますが、同時に英語授業のひとつのあり方を俯瞰する指導理念のようなものでもあります。また、このシリーズで提供する資料は講師が授業で実際に使用したものを準備しています」…講師(杉本 薫)より
【 第268回英語授業研究会 10月14日(土) 14:00~17:00】
『指導と評価とその方法』
- 指導から考える観点別・絶対評価
- 評価方法としての筆記テスト、 (ともに実際に使用した事例から考えます)
(「10の視点から英語の授業を見直す」第5回(視点⑧))
【 第269回英語授業研究会 11月25日(土) 14:00~17:00】**プログラムの変更
『中学校3年間の終わりとはじめ』
中学校3年生卒業直前の最後の授業から中学校の3年間の指導のゴールを、そして中学校1年生の入学直後の最初の授業から3年間の指導のスタート地点を、それぞれ授業の一場面を切り取って紹介します。そのふたつを結ぶ3年間の指導について、生徒の声(振り返りの言葉)で俯瞰していきます。
** 当初の予定では、視点の⑨と⑩は2回に分けそれぞれ独立したプログラムで扱う予定でしたが、このふたつをひとつの回でまとめます。 ⑨年度初めの指導(4月の指導:応用・発展の先にある基礎・基本の指導)、 ⑩最後の授業(最後の指導:新たな出発点となるゴールの授業):
【 第270回英語授業研究会 12月 9日(土) 14:00~17:00】***プログラムの変更
『 Power Point Special – 授業で使えるパワーポイントの実技講座』
参加者からの要望を受けて、ここまでの研究会のプレゼンで使用してきたパワーポイントのスライド作成と操作について解説します。会場をパソコン室に移動、実技操作を中心に扱う回です。この回は「10の視点」と英語指導そのものからは離れた研修会になります。
【 第271回英語授業研究会 [1月20日(土) 14:00~17:00】
『英語以外・授業以前 – 授業から広がる世界・学校の中と外を見つめて』
英語の授業の指導方法という中心線から少し離れて、授業や指導を彩る要素(歌・映画・文学・海外研修・学級経営など)を整理して紹介します。これからの英語授業のヒントになるかもしれません。
【 第272回英語授業研究会 [2月10日(土) 14:00~17:00】
【 第273回英語授業研究会 [3月23日(土) 14:00~17:00】
*2023年度最後の2回の内容は検討中です。要望があればお寄せ下さい。
■ 会 場:東京都立両国高等学校附属中学校(教室は当日玄関に掲示)
住所:〒130-0022 東京都墨田区江東橋1-7-14
電話:03-3631-1878 交通:錦糸町駅(JR総武線・東京メトロ半蔵門線)より徒歩5分、住吉駅(都営新宿線)、菊川駅(都営新宿線)より徒歩10分
▶ 以下の各登録及び問い合わせのフォームは「次回の研究会」の各回の開催案内にあります。
● 参加申込み
会場及び資料の準備の関係で参加者の事前申込みをお願いしています。当日の急な参加も可能ですが、できるだけ事前の登録をお願いします。
● 事前資料ダウンロード
毎回の研究会の概要を解説した資料がダウンロードできるようにしました。参加検討中のみなさんも閲覧・ダウンロードできます。
● オン・ラインでの参加
講演の様子を中継する形式の簡易的なものですが、オンラインでの視聴ができます。
● 出張研修会
日程の関係で研究会当日の参加が難しい方、連続する内容の講演なのに一部を聞き逃さざるを得ない方、その他諸事情でこの研修を必要とされる方々を対象に、同じ内容の研修会を、別日程、別会場でも実施します。条件は複数の参加者がいること、会場(プロジェクター、スクリーンなど)を用意することです。近隣の学校で集まる、校内の英語科の研修会として設定したい、などの開催方法も充分に検討可能です。
ただし講師のスケジュールの調整が必要なので、早めに相談して下さい。講演料は無料ですが、交通費については、遠隔地の場合は相談させて下さい。資料の印刷などは各自でお願いします。これらの条件さえ解決できれば、いつでもどこへでもお話ししに行きます。こちらもご希望の方は所定のメールでお問い合わせください。
なお、本年2月より江東区立第4砂町中学校、墨田区立本所中学校、江戸川区立瑞江第2中学校などで実施中の「英語指導学習会」はこの出張研修会の一環として実施しています。今後も日程や内容を検討して、可能な限り授業研究会と並行して進めていきます。(この件の担当:杉本薫)
● 案内送信用のメーリング・リスト
この講演会を行っている一年間は、2023年以前から使用しているメーリングリストを通じて案内の送信を行います。2023年5月からの参加者は毎月の参加フォームに登録されたアドレスに次回からの案内を送りします。参加を検討中の方で、案内メールをご希望のみなさんは所定のフォームにアドレスを登録してください。
なお、2024年4月以降は、再開後の研究会の参加者及び案内希望のフォームに登録されたみなさんのみにお送りする予定です。この間は一部重複して届くこともあるかも知れませんが、ご了承ください。
▶ 上記の各登録及び問い合わせのフォームは「次回の研究会」の各回の開催案内あります。
********************* 以下の研修会はすでに終了していますが、上記の「英語指導勉強会」では随時再演も行っています。要望があればメールからお問い合わせください。
【 第264回英語授業研究会 5月13日(土) 14:00~17:00】①発信し続ける3年間(Oral Presentation:英語を使う体験が生徒を育てる)②毎日続ける言語活動(Bingo・Small Talk・Pairwork:毎日の言語活動が英語力の基礎を作る)
【 第265回英語授業研究会 6月10日(土) 14:00~17:00】③文法をどう扱うか(Communication Skillとしての文法指導の重要性)④言語活動のアイデア(game / quiz:楽しみながら学ぶアイデアから授業を考える)
【 第266回英語授業研究会 7月 8日(土) 14:00~17:00】⑤Reading指導(何のために読むのかに着目、Reading指導を活かした授業 )⑥ Writing指導(聴く・話す活動からwritingの指導へ)
【 第267回英語授業研究会 9月16日(土) 14:00~17:00】⑦教科書で教えること(音読指導・主題を掘り下げる学び)
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■みなさんへのお願い
しばらくの間この研究会は、ここにあるように授業を形作る様々な活動や指導に焦点を当てて、実際の指導に使ったハンドアウト・資料を提示しながら、具体的に話を進める予定です。これは、新たに、またはもう一度、英語の授業を多角的に見直す絶好の機会になります。この一連の講演会の対象は、指導経験の長さにかかわらず「授業改善のきっかけを求めている」先生方全員です。新たな参加者は大歓迎です。みなさんのお近くや知り合いで該当する方がいたらぜひ声をかけてください。また、案内メールやこのホームページの情報をSNSなどお手持ちのメディアを通じて広く拡散していただくことも、可能な範囲でお願いしたいと思います。
▶ 電話での問い合わせ(学校は本研究会の運営に直接関係ありませんので、必ず鈴木悟(すずきさとる)・壽原友理子(すはらゆりこ)をお呼出の上、お問い合わせください。できるだけ上記のメールでのお問い合わせをお願いします。)
都立両国高等学校附属中学校 03-3631-1878
(事務局 鈴木悟 壽原友理子)

