第209回 9月29日 長勝彦先生講演会

9月29日(土)2:00〜@都立両国高等学校附属中学校

久しぶりの長先生の講演ということもあり、教室一杯の40名以上の参加者が集まりました。
最初にある先生のオーラルイントロダクションの映像を使いながら、パーマーが提唱したオーラルメソッドの基本について講義していただきました。
続いて、伊藤雄二先生のオーラルイントロダクションの映像を見ながら、ポイントを解説していただきました。発問のしかた、板書計画、題材の深め方、生徒の興味感心の引きつけ方などポイントごとにリアルタイムに長先生の解説が入り、活動のねらいが明確になって行きます。この研修会でも何度も見ている映像ですが、改めて学ぶことが多いと実感しました。
続いて、山本良一先生のオーラルイントロダクションの映像を見ながら、長先生の解説が入ります。山本良一先生の映像では、復習としてのオーラルイントロダクションの後に、生徒が発表する実践でした。写真などのカットアウトを黒板に貼りながら進めていきます。ここでも、板書計画の大切さ、生徒への発問の工夫など学ぶことはできました。

2つの素晴らしい実践からは、明日の授業に生かせるる小さな工夫などたくさんありました。自分の生徒の可能性を信じて、小さな積み重ねを大切にしたいと感じる講演でした。
最後に長先生は、地域の研究会の重要性を強調されました。都心の研究会になかなか足を運べない先生でも、近くの先生に声をかけて、研究会を開き、講師として呼んで欲しいと話してくださいました。ぜひ、計画してみたらどうでしょうか?日程が合えば長先生のアドバイスを受けることができる貴重な機会になるでしょう。(山本崇雄)
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