第217回小泉先生の授業

第217回英語授業研究会 日 時 2013年9月21日(土) 午後 2時から 会 場 東京都立両国高校附属中学校 内 容 ビデオによる授業研究 第217回英語授業研究会は、教員2年目という若手の先生が授業を公開してくれました。授業者は品川区立鈴ヶ森中学校の小泉国広先生です。授業研にもよく参加して、研究熱心な先生です。授業の基礎から、議論できる授業研ならではの研究会になりました。 小泉先生は授業研に参加し、得られたものを意欲的に授業に取り入れていました。どの授業でも活動のねらいをはっきりさせ、指導手順を効果的なものにしていくことは大切なことです。各活動のねらいを活発に議論することができました。 これに加え、さらに大切なことは、生徒主体に授業を計画して行くことです。小泉先生の授業には、生徒一人ひとりに寄り添い、授業をともに作って行くあたたかさがあります。 授業の基本に立ち返り、授業のありかたを議論できる会になりました。小泉先生のように若手の先生方の授業公開も大歓迎です。ぜひ、立候補をお待ちしています。

(山本 都立両国高等学校附属中学校)

  研究会に向けて〜小泉先生から はじめまして、品川区立鈴ヶ森中学校の小泉国広と申します。英語教員になり2年目になります。英語授業研究会には昨年度から参加させて頂いています。お恥ずかしい話ですが、この研究会に参加するまで、長先生のお名前も存じ上げず、ビンゴブックも使ったことがありませんでした。今年度から1年生の授業をメインで担当することになり、研究会で学んだことを自分の授業に反映させようと 日々試行錯誤しているところです。 英語指導においては、音声中心の活動を多く取り入れること、既習事項の復習を何度も行うことを意識しています。音声中心の活動では英語が苦手な生徒の理解を助けるために、視覚教材やジェスチャーを多用するようこころがけています。 既習事項の復習では、ビンゴブックでの単語の復習、文法指導での既習文法の復習を行い、Teacher Talkでも既習内容を意識的に取り入れるよう心がけています。今現在自分の授業で課題に感じていることは、生徒の創造性を活かしたアウトプットが少ないこと、生徒同士が協力する活動が少ないことです。どうしても教科書の内容を消化することに終始している感が否めないので、何かお知恵をお借りできれば幸いです。 今回の授業は、New Crown 1(三省堂), Lesson 5, Get part 1の文法指導を行います。Who is ~?を使った表現、家族に関する単語の指導がメインとなります。オーラルイントロダクションで導入を進める予定です。不備の多い授業になるかとは思いますが、たくさんのご指摘をいただければと思います。

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